2012.05.26

「やさしくなりたいのに」



    やさしくなりたいのに

    違うことばかりしてる。


    それに気づく時には もう

    いつも遅すぎるから。


    公園で小さな子供が

    いつまでも泣いてる。

    母の愛がただ 欲しくて。


    たぶん 僕は同じなのだろう。


    その声は言葉として

    いつも 君に届かない。



Bijin02

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2012.05.23

「もう」





     気づいた時には もう


     恋は始まっていた。


     だから 今の君にも


     もう。





Cosmos015

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2012.05.21

「さよならと言ったから」





   あの頃の 君がまだ 微笑むのは


   君の電話で終わったから。


   君の声が さよならと言ったから。




Umi0470

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2012.05.19

「泣いてるあなたが好きです」



   泣いてるあなたが 私は好きです。


   ちゃんとあの時のことを


   あなたは後悔しているから。


   ちゃんとひとりで哀しみを


   それでも抱えようとしているから。


   泣いてるあなたが 私は好きです。



   その強さが 私は好きです。
  




Genno

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2012.05.11

「不安な夜に」



   あなたに 出逢えたから

   私はもう 不安な夜に

   何かを 待ったりしない。


   何かを待つ不安な誰かの心に

   今度は私が歩み寄るから

   ためらうことなく 歩み寄るから。


   そう あのとき出逢えた


   あなたのように。




030613

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2012.05.07

「風は誰かに向って吹いてる」



     風は私に向って吹いてる。

     風はあなたに向って吹いてる。

     風は幸せな人に吹いてる。

     風は泣いてる人に吹いてる。


     それは母のような優しさで

     それは父のような厳しさで


     何も忘れることもなく

     誰もそこに残すこともなく


     風は誰かに向って吹いてる。




Sora024

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2012.05.02

「夢じゃないよね」



    夢じゃないよね、

    と君は夢の中で言った。


    夢じゃないよ、

    と僕は夢と知って言った。


    だから僕は始発に飛び乗り

    はるか遠い君の家へ


    向っている。




Inaka20

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2012.05.01

「涙を知ってしまった」



   君の涙を


   知ってしまった。



   もう これは


   恋とは呼べない。





Cos10

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2012.04.25

「君を好きになったのは」



   君のその笑顔が 少しだけ

   哀しそうに見えたから。

   たった それだけのことだったんだ。


   ありふれた会話だけで 君は

   まだ それに気づいていないね。


   なんとなく なんだけれども

   きっと 君は僕を好きにならない。


   でも もしも 同じ夜の中で

   本当は 泣きたいのなら


   下手な冗談でも僕が


   君を 寂しさから守るから。




Umebati02

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2012.04.24

「信じていい」



   届かなくても

   その手を伸ばせば

   誰かが君に手を差し伸べるから。


   君はまだ 信じていい。




Sora024

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2012.04.22

「何か言いかけて」




   何か言いかけて やめた恋は




   まだ その続きを探して。

   




Umi08

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2012.04.16

「言葉とメロディ」



    私が作るこの短い言葉には

    実は短いメロディがそれぞれにあって

    それは私の心の中にあるだけなので

    誰にも知られることはない。


    でも 明日になれば すぐ忘れてしまう。

    言葉だけが ここに残されて

    少し寂しい気もするけれど

    たぶん その気まぐれなメロディが

    風みたいに言葉を 運ぶのだろう。


    なんて勝手なこと思う私に

    またメロディが流れている。




Setubun01

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«「触れるそのために」