この世のすべての哀しみは
言葉が何かを伝えるにしても
心はうまく、それを選べない。
この世のすべての哀しみは
たぶん、そこから始まっていて
この世のすべての幸せは
たぶん、その後にやってくる。
だから、今は、君を信じなさい。
言葉が何かを伝えるにしても
心はうまく、それを選べない。
この世のすべての哀しみは
たぶん、そこから始まっていて
この世のすべての幸せは
たぶん、その後にやってくる。
だから、今は、君を信じなさい。
誰をも寄せつけないような
その真剣な眼差しに、しばし、君がとてつもなく
遠い存在に思うことがある。
君は、ふざけて笑っているけど
今の君は、そのときの君とは
また、大きく違うんだ。
こんな想い・・・ なぜかとても懐かしい。
まるで思春期の頃みたいに
好きな誰かが、突然、目の前から
消えてしまうようなそんな不安・・・。
あれって、どうしようもないでしょう?
でも、それによく似てるんだ。
(言っておくけど、これは冗談でも、嘘でもない。)
君はそんなふうに、また、笑っているけれど
今の君は、そのときの君とは
やはり、また、大きく違うんだ。
君が笑った後に見せる
本当の君を、僕は今、待っている。
この道に正しいも悪いも何もない。
立ち止まらずに、こうして歩いて行けることを
私はきっと感謝しなければならない。
見失いがちな日々の中、傷つき、そして、悩み苦しみ
やがて、どこへも歩けなくなる。
道はいつでも待っている。そんな人達のために。
この道は、何も保証はないけれど、きっと望む何かに続いている。
誰を憎むこともなく、いつかそう思えたなら
私は大きく手を振って、私の言葉で呼びかけてみたい。
私の前を歩いている人に、「そこまでよく、がんばったね」と
私の後を歩いている人に、「もう少しだから、がんばろう」と。
今はダメでも、
今はまだ、ダメだとしても・・・。
この苦しみを知っているから
僕はあの喜びを知る。
この哀しみを抱えているから
僕はあの幸せを知る。
哀しみがあるから喜びがあって
苦しみがあるから幸せを感じて
だから僕はもう、どうしようもない
今を嘆いたりはしない。
だって、人は、哀しみも喜びも
同じ涙を流すのだから・・・。
少年のポケットには
出せないままの
何度も何度も書きなおした
1枚の小さな手紙がある。
時がいくら、過ぎ去っても
想いはいくら、伝わらなくても
色褪せた手紙は
無駄なように見えて
実は不思議な魔法を持っている。
メールのように
ケイタイのように
それは、形を変えながら
今、こうして君に届いているんだ。
ふたりは私の共通の、心許せる友達で
ふたりの恋は、私だけが知る、特別なものだった。
長い年月をかけて、花や木は、その命を育てて行くけれど
たったひとつの小さな火が、一瞬にしてそのすべてを焼き尽くすように
君たちの小さな過ちは、どうにも消えては行かなかったね。
ただ、黙っているだけで、伝わる想いがあることを
まだ、君たちは知らなくて、笑顔の裏で迷いつづけて
見失ったものも信じられずに、ずっと疑いつづけてたなんて・・・。
やがて離れてゆくふたりを、私は遠く見つめることしか出来なくて
泣いてる君を前にして、私はどんな言葉を選べばいいのだろう。
私にも、あんな頃があったはずなのに、何も出来ないなんて・・・。
ただ、ひとつだけ言えるとしたら
どんなに緑が枯れ果てても、どんなに森が燃え尽きても
いつか季節はめぐり来て、大地に新しい芽は生まれ来る。
必ず、生まれ来る。
枯れ果てたふたりの心にも
いつか必ず小さな芽が、そこに生まれ来るように・・・
S君へ、お元気ですか?君にこうして手紙を書くのは初めてですね。
そちらでは、どんなふうに過ごしていますか?
そこは寂しくないですか?今も幸せですか?
僕達がまだ幼かったあの頃、ふたりは一番の友達だったね。友達だったよね・・・。
あの頃、あたりが暗くなっているのも気が付かないで、ふたりよく遊んだよね。
あの時はお互い親に叱られちゃったね。
それでも、ふたり、時間を忘れ、いつまでも遊んでいたね。
いじめっ子にいつも僕が泣いていると、必ず君は助けてくれたね。
ありがとう・・・S君。今、なぜかあの頃の事がなつかしく思うんだ。
君が事故で死んでしまったのは小学4年の頃だったね。
今でも僕は覚えているよ。あの日の前日、君は学校の下駄箱の場所で
僕に”ねぇ”って、何か言いかけたよね。
でも君は友達に呼ばれて、僕に「また、あとでね」って言ったよね。
あの時の君の言葉が僕との最後の言葉になったね。
小さな約束を残したままで・・・。
僕は、今でもあの約束を待っているんだ。
君が僕に伝えたかった言葉を・・・。
あの日の朝、母が新聞を見ながら、僕にこう言ったんだ。
「S君が死んだんだって・・・」
君の交通事故が、新聞の片隅に小さく載っていたんだ。
僕は母の目の前では泣かなかったよ。君はほめてくれるかい?
僕は声を上げないで、布団の中で蚊のように、思いっきり泣いたんだ。
誰にも見つからないように、悲しくて悲しくて泣いたんだ。
実は僕は、君に謝らなければならないことがあるんだ。
あの時、僕は君のあの新しい自転車が、もしかしたらもらえるかもしれないなんて
泣きながら、そんな事をちょっと思ったんだ。これは、まだ誰にも言っていないことなんだ。
誰にも言えなかったんだ。そんなふうに思ってしまったことを・・・だから君に謝りたいんだ。
ごめんね・・・・S君 許してくれるかい?きっと、君はそこで笑っているね。こんな僕を。
そうさ、僕はあの頃のままだよ。相変わらず泣き虫なんだよ。
僕は、こうして君に、届かない手紙を書いています。
時の流れは早いよね。あれからどれだけの季節が流れたのだろう。
僕にはもう、二人の子供がいるんだ。
平凡だけど、僕は今、幸せな人生を歩いているよ。
不思議だね。こんなに季節は流れたのに、
あの頃の小学4年生のままの君が
今でも僕の心の中で、笑っているなんて。
S君へ。
僕がそっちに行くには、まだまだ当分、時間がかかりそうです。
わかるだろう?・・・こんな僕でも、守るべきものがあるんだ。
だけど、君は待っていてくれるよね。
S君・・・いつか、僕にも君に出会う日がやってくる。
その時に、僕はこの手紙を君に届けたいと思うんだ。
いつか、その日が訪れるときまで・・・・
それが僕からの君へ約束。おかしいかい?
だって、君がいなくなって、長い年月が流れても
僕の友達であることには
何ら変わりはしないのだから・・・。
心には海のような波がある。
最近、私は気が付いたのです。
切なさというとても不確かな人の感情が、小さな波を起こすということを。
その波が大きくなるとき、人はそれを涙に変えてしまうのだろうか?
まるで、ぼんやりしていて溢れてしまった、コップの中の水のように・・・。
笑いの絶えない明るい人が、ある日、ひとりで、窓の外を眺めていたりします。
そんな光景を思いがけなく見かけたとき、私は意味もなく切なくなります。
まるで夕暮れの景色のように・・・ それは心に波が起きる瞬間。
まわりの誰かが誰かの事を、その言葉で傷つけています。
言葉は風に消えていきますが、傷ついた心はいつまでも消えない。
傷ついた心の叫び声は、誰の耳にも届きはしない。
なのにその人は誰にも言わないで、ひとりで何もなかったかのように微笑んでいる。
そんな人を思いがけなく見かけたとき、私はただ、切なくなる。
まるで、親を見失った子供のように、じっと泣き出したいのを我慢している。
それも心に波が起きる瞬間・・・
心の波は、小さなうちは、うまく乗りきることが出来ますが、
大きくなると、やがて嵐のようになり、自分がいる場所さえも見失ってしまいます。
そんなときは、私は何もあわてることなく、流れに身を任せたいと思うのです。
人は結局は、とても小さな存在であって、人生もほんの一瞬の出来事であって・・・
あんなに悩んだ事も、あれほど哀しんだ事も、今思えばそれほどの事ではなかったと
実につまらない事だったと・・・ そんなふうに思える日が、いつか来ると私は信じていたい。
そして、あなたのその哀しみも、そんな日がいつか来る事を願って
絶え間なく揺れる小さな波に、ただ、心、流されるままに・・・。
赤とんぼを、追いかけていた遠いあの日。
あの頃、いつも宝物は、
オレンジ色の空の中に輝いてました。
でも、いつしか知らないうちに
ため息ついては後悔が、シャボン玉のように
いくつも生まれては、流れてゆく。
いつか途方に暮れたとき、あのオレンジ色の空が
何も語らぬ老人のように、私に何かを伝えようとしていました。
それはとても大切なことで、それはとても小さなことで・・・。
気づけば私は、また、追いかけてる。
子供のように歌いながら、
あのオレンジ色の空の中を・・・。

夢とわかる夢を見ていた。
けれどもそこは、とても現実的な場所だった。
とても良く晴れている。午後2時くらいの街の空気。
どこかの道、どこかの空き地、そして自動車工場の積み重なった車。
見たこともない場所なのに、目を凝らすと、澄みきった自然の景色みたいに
なんでも鮮明に見ることが出来る。
これは夢なのに、全然ぼやけていない。矛盾してない。
あまりにも出来すぎていて、恐いくらいだった。
これはきっと、どこか現実の場所に違いない。
私は何か手がかりになるものを、”夢中”になって、夢の中で探した。
不思議なことに、誰一人としてその場所にはいなかった。
車も止まっている。信号機すら死んでいる。
やはり、現実世界じゃないのか。
でも、私はどうしても、その場所を知りたかった。
どこかのアパートの郵便ポストが目に入る。
少し開いたポストから、1枚のハガキが見える。
住所がわかる、と私は思った。
誰もいないことを、私はもう一度確かめる。
そして、その小さな扉に手をかける。
指が小さく震えているのが視界に入る。
その手紙は裏になっていた。
そして、そこにはいくつかの言葉が書かれていた。
「待っていてください」
私が覚えているのはただ、それだけ。
気づけばいつしか、私は本当の現実世界にいた。
あの誰もいない街で、誰が、誰を待つのだろうか?
それとも何かのメッセージなのか?
もしやそれは、”私に”なのか・・・。
真剣に、その人と話し合っているうちに
心は先の見えない霧へと入って行くようだった。
話すことは物事を、理解をするためのものなのに
話すほどに、だんだんと、わからなくなってゆくなんて。
話す以外に分かり合える方法は
一体何があるんだろう?
目の前にいる人は、まだ、私に話しつづけている。
私の心のうちも知らないで、つばを飛ばして話している。
怒っているのか、哀しいのか、それもよくわからない。
そうか、きっと、今この人は
心を閉ざしているんだなと思った。
私に話したくもないというのに、義務的な流れから
こうして話しているのだなと思った。
だから、私も義務的に聞いた。
そして、最後にその人は言った。
「あなたは何も、わかっていないんですね」。
”そして、あなたも同じように・・・”と
心はそう、言い返していた。
”あなたはやさしい人”と、言う人がいるけれども
そのやさしい人、と言われた人は、本当のところは
全然やさしくなんかなくて、本当にやさしい人というのは
実は、その”やさしい人”と言ったその人じゃないかと思った。
今日、あなたがそう、私に言ったから。
嫉妬心、というものが久しぶりに私にやって来た。
まるでそれは、今にも沸騰しそうなお湯のようなものであり
グツグツと、グツグツと、音を立ててやって来るかのようだった。
それはあまりにもくだらなくて、事実をそのまま書けないけれど
言うならば、自分よりももっと下なんだと、勝手に思っていたものが
いつしか自分よりも上だった、というようなとても単純なこと。
でも、それに気づかされた時には、すでに心は、大きな波を立てていた。
あきれてしまった、この自分の小ささに。
いくら嘆いても仕方がないと、大人の私はわかっているけど
ココまで小さかったのかと、そして、今まで何をしてきたのかと、
思うとどうにも止まらなくなった。
動揺することは大人げない。
思ったままに言葉を選べは、この立場は危うくなる。
そんなことがいっぺんに、やって来ては、この心を奥に追いやってる。
負けたとき、口惜しいとき、どうやって自分を慰めてきたんだろう?
不思議なことに、それがうまく思い出せない。
願わくば、少年だった頃の自分に、私は聞きたくてたまらない。
それにしても、いまさら嫉妬心だなんて・・・
あきれてしまった。
この自分の小ささに。
なんだかよくわからないのだけど、最近人気のブログというものを作ってみました。
昔から私は「電器売場店員のクレーム日誌」というHPで日記を書いてきたのですが
このブログは、たぶんウェブ日記の進化した形じゃないだろうか?と思っています。
ならば、どんなものか?ということを知りたくなったわけです。
まだ、試行錯誤で、このココログの使い方もよくわからないし
ページもとてもシンプルですが、でも、とりあえず、タイトルのように
”詩のような歌のような個人主義的日記”(これこそよくわからないけど)
を書いて行きたいと思います・・・。どうなることやら。
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