« February 2009 | Main | April 2009 »

March 2009

2009.03.23

「言葉にならないありがとうは」





  言葉にならない「ありがとう」は

  きっと ずっと 夢の中で

  何度も繰り返し使ったから。






Siba01



| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.15

「花のように」





   花のように 静かに咲いて

   花のように 静かに散って

   そして あの人の肩に乗って。






Yuri08


   

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.14

「君がその手を伸ばせば」




   君がその手を伸ばせば


   同じように誰かがきっと


   君に手を伸ばしてくれる。


   そんなふうに繰り返されて


   いつしか君を求める手が。



   だから世界はいつも ひとつに。






Fujibakama04


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.10

「菜の花が風に」



  春のような青空の下
  少し急いでいたせいか、見知らぬ道に迷い込んで
  しばらく川沿いを車で走らせていたら
  土手一面に菜の花が、美しく咲き誇っているのが見えた。

  そのあまりの美しさに、しばらくの間、呆然となって
  そして 心がじんわりと やさしさに満ちていた。

  そんなとき 不思議に私は思っていた。
  どうして人はこんなふうに、美しいものに出会ったとき
  幸せな気持ちになるんだろう。

  こんな小さな菜の花で お腹がいっぱいになるわけでもないのに
  こんなありふれた菜の花を見て お金が増えるわけでもないのに。

  日頃の忙しさのせいか、つい、そんなふうに
  メリット、デメリットをその花に
  見つけようとしている自分に気づいて
  ほんの少し苦笑いした。

  子供の頃なら、きっと私は
  ただ、その美しさに はしゃいで
  そして誰かに教えたくて
  夢中になって叫んだんだろう。


  「ねぇ、こっちにおいでよ」って。



  とても静かな昼下がり
  私は車の窓を開けて ゆっくりと風を感じていた。

  遠くで小さな女の子が 指をさして 遠くの誰かに叫んでる。
  そして小さな男の子が その声に駆けてゆく。

  そしてその男の子もまた、遠くの誰かに何か叫んでる。

  風のいたずらなのか
  私にも あの頃みたいに
  そっと心に届いていた。



  「ねぇ、こっちにおいでよ」って。


  取引先にはちゃんと あとで謝ればいい。

  私はドアをゆっくりと開けた。
  菜の花が風に 微笑んでいた。




  

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「時はゆっくり流れてゆく」





   時は ゆっくり 流れてゆく。


   僕らを乗せて 楽しそうに

   僕らを乗せて 哀しそうに。


   その先に 終わりがあること

   ちゃんと 僕らは知っているから

   ちゃんと 僕らはわかっているから



   時は ゆっくり 流れてゆく。






Mori16


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.07

「この手を振れば」





   この手を振れば あなたはきっと

   笑って私に言うのだろう。


   遠ざかる夕暮れを 

   思い出さえも にじませながら

   さようなら さようならと。

   






Sora011



   

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.02

「君に言えなかった」





   ごめんねって

   あの時 君に言えなかった。

   もう ずっと 逢えない君に

   もう 遠い 過去の君に。


   ちゃんと 君に言えたなら

   きっと 僕は聞けたはず。


   何か言いかけてやめた

   君が言えなかった言葉を。






Ajisai03




   

  

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2009 | Main | April 2009 »