苦しいとき

2008.04.04

「疑うことからすべては始まる」




   疑うことからすべては始まる。

   そうして知ることで人は

   少しづつ誰かを信じてゆける。

   
   どうか疑う自分を責めずに。

   それが人を信じる為の

   すべての始まりなのだから。





Hakutyoso02


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2008.04.02

「笑顔の中の光と影と」




   微笑んでいる人が

   相手が去ったそのあとで

   見せる冷めた表情。

   
   時々私は見つけてしまう。

   笑顔の中の光と影と

   心の中の表と裏と。


   そのどちらが正しいかは

   きっと神様にしかわからない。


   でも 神様はきっと

   それをサイコロで決めている。





Fukuju025



   

   

    


    

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2008.03.12

「哀しみは越えなくていい」




  哀しみは 越えなくていい。

  それは巡るものだから

  今はじっと、そのままで。

  蝶を見つめる子供のように。





Genno


  

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2008.03.10

「もしも私が笑っていたら」





    もしも 私が笑っていたら

    そっと あなたは支えてください。

    もしも 私がはしゃいでいたら

    ただ 静かに見守ってください。

    もしも 私が演じていたら

    あなたは涙をうかべてください。


    もしも 私が私の心に

    この心に嘘をついたら

    あなたは支えて 見守って

    そして涙をうかべてください。


    それで私は気づくから。

    「無理しないで」と私に言うから。

    




Mori16


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2008.03.01

「冷静なあなたは」





    あなたの言葉が

    私の中で

    子供みたいに泣いている。

    目の前にいる

    冷静なあなたは

    何を望んで 何を欲しがって。





Kareha07a


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2008.01.21

「一番星を見つけた頃」




  一番星を見つけた頃

  街灯もこの道を照らす。

  錆びた公衆電話を包む。


  まだ歩ける まだ語れると。


  それはやさしさのようで

  それは残酷のようで。


  僕は地球につながれている。




030613


  

  

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2007.12.23

「苦しみ」





   苦しみは 

   深いほどいいのだろう。

   苦しくても 幸せは

   そこからしか はかれないから。

   
   そこからなら はかれるのだから。




Umi038


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2007.12.15

「望みすぎるほどに僕らは」



  望みすぎるほどに

  僕らは

  時間をかけて

  失ってゆく。





Sora23


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2007.12.02

「理由はあるけど」




  理由はあるけど なかったように。

  悲しみはあるけど 人ごとのように。


  いつかみんな 消えるまで

  いつかすべて 忘れるまで。





Umi038



  
  

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2007.11.29

「苦しいのは私だけ」



   苦しいのは 私だけ。

   乗り越えるのも 私だけ。

   その壁を作るのも 私だけ。

   その壁を守るのも 私だけ。


   でも誰かが私にささやく。


   もっと苦しいのはその相手。

   もっと悲しいのはそのみんな。

   もっと辛いのは

   「苦しいのは私だけ」と

   想うあなたのその心。

   想う誰かのあなたへの心。






   

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2007.11.14

「そのときは教えて」




   そのときは そっと教えて。

   こんなにも笑顔の似合う

   君が裏切るそのときは。





Seiryuu17


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2007.09.21

「心は」



   心は傷つかない。

   誰も気づかない。

   ただ 痛みを隠すだけで。




Happa03


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2007.05.18

「誰かが哀しまないように」


  あの人のいないところでしか

  君があの人を想えないように

  君のいないところでしか

  誰かが哀しまないように。


Ooinu07_2


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2007.04.02

「想い出は忘れさせる」



   ココに僕はいるのだから

   あの場所にはもういない。

   そんな簡単なこと

   想い出は忘れさせる。



   君が残した手紙みたいに。




Mori27


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2007.03.05

「嘘とため息と頬杖と」



    いつだって、ついてない

    私に出来ることと言えば

    嘘とため息と頬杖と

    それから明かりを

    つけることと。





Umi08_5



 

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2007.01.13

「青空に憧れても」



  青空に憧れても

  決して翼を望まぬように。

  今の君に大切なのは

  その先の闇を知ること。




Sora024_5



  

  

  

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2006.10.02

「ただ、走り続けよう」



その意味を忘れるほど
私はただ、走り続けよう。

誰かが私を呼んだとしても
誰かが私を責めたとしても

私は”何?”って顔をして
そのまま走り抜けてゆこう。

誰をも必要とはしない。
誰をも求めたりしない。

ただ、強い想いで私は
この時を、走り続けよう。

その意味を忘れるほど
この夜が明けぬほど

ただ、一途な想いで私は
この闇を切り刻もう。

二度と涙におぼれぬように
二度と忘れてしまわぬように

私はただ、君と言う
果てなき闇を越えてゆこう。






Umi024_1


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2006.08.27

「嘘をついたときは」



 嘘をついたときは教えて。

 小さな小さな子供に帰って

 「信じるわ」って

 あなたに言うから。




Umi08_2


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2006.07.30

「捨てた言葉」



  どこで拾ったのだろう?

  私の中で捨てた言葉を

  あなたから 言われたとき。






Mori_2


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2006.07.20

「ひとりのとき」



  ひとりのとき

  人はみんな、優しいのに

  誰もみんな、そこにいなくて。

  誰もみんな、知らないふりで。




Happaki05a


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2006.07.15

「何度も 何度でも」



  言わなくてもいいことを 

  あなたは何度も考えて

  しまうような人でした。


  何度も 何度でも。

  言った後も その先も。




Umi024



  

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2006.05.03

「答えはいらない」



    答えはいらない。

    迷いや悩みは

    名だけ記す答案用紙。




Oki028_1



    

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2006.04.06

「誰のせいでもない」



誰のせいでもない。

あなたの目に映るすべては

ただ、あなたの心のせい。

その哀しい出来事も

その気付かぬやさしさも。


Cosmos014



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2006.03.08

「そのまま そのまま」



心 少し疲れたなら
想いのままに 流されなさい。

風にまかす鳥のように
海にただよう船のように

そのまま そのまま。


oki028



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2006.02.12

「完璧な嘘」



完璧な嘘をついて

見下すような頬杖ついて

満ち足りた自信のままに

涙でばらしてしまう君。


katakuri06




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2006.02.05

「孤独と不安」



それは「孤独」と言うよりも

留守番電話にメッセージを

残すような そんな「不安」。


cosmos014



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2006.01.28

「冷たい言葉」



冷たい言葉を投げ捨てても
いつも言葉は帰ってくる。

誰かに向けた言葉でも
私に向けた冷たさのように。


cosmos014


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2005.12.10

「名もない花」



こんなにも苦しいけれど

アスファルトの

名もない花が  微笑むから。




kareha07a



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2005.10.22

「とまらないこの想いは」

とまらないこの想いは
どこへ 落ちてゆくのでしょうか?
それとも 朽ちてゆくのでしょうか?

まさか あなたがそのすべてを


受け止めてくれるのでしょうか?
bijin02



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2005.08.13

「視線の不安にあるもの」

逢えないから
逢いたくなったのではなくて

あなたからは見えない
私の視線の不安にあるもの。





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2005.07.26

「心配しないで」



心配しないで。
きっと、うまくゆく。

ひとりの夜に騙されないで。




cosmos014

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2005.07.25

「伝わるのは」

いつも、伝わってしまうのは
私の抱えたたくさんの
伝えたくないことばかり。

本当に私が伝えたいことは
この胸に、たった、
ひとつしかないのに。





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2005.07.15

「光が届かない深さでも」

苦しんでいるあなたを救いたくて
私は泳ぐようにあなたを探している。

たとえ、息が切れたとしても
たとえ、光が届かない深さでも。





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2005.07.06

エッセイ 「人生が、あと一日だったら」

人生が、あと一日だったら・・・
気まぐれにふと、考えてみた。

私はたぶん、家族と一緒にいて
アルバムなんか見て、いろんな想い出を語りたいと思う。
そして、言えなかったことも、素直に全部、家族に話してみたいと思う。

そう思うには一つの理由がある。
約10年以上前に、私の父が亡くなった夜のこと
それぞれ家族が集まって(私も2時間かけて帰った)
父の亡骸を前にして、泣き疲れて、みんながやがて落ちついた頃
母が静かにこんなことを語ってくれた。

父との恋愛の頃のことや、結婚してから、ほとんどお金もない状態で
荒れた田んぼの中にポツリとあるようなこの家を買ったこと
そして、日々の生活に苦労して、まだ若かりし頃に
父が母に暴力を振るいながら、酒やタバコを買わせるために
妊娠中のお腹の大きな母を、何キロも歩かせて買いに行かせたこと

そして、それを父が、いつまでも後悔していたこと・・・

母の口から漏れてくる言葉は
どれも、私達子供にとって、ショックなことだった。
そんなこと、私はそれまでまったく知らなかった。
姉も兄も呆然としていた。

「お前たちにこんなことを、今だから話すのだけど
いつかお父さんは、お前たちに、ちゃんと話しておきたいと言ってたから・・・」
眠ったように死んでいる父を、見つめながら母はつぶやいた。

「でもね、安心して、お母さんはもう、とっくに許していたから・・・」
母は涙ながらに、私たち子供に初めて明かしたのだった。

父は、”度”が付くほどに、とてもマジメな公務員だった。
そんな苦労をしたなんて、私たちは夢にも思っていなかった。
ましてや、若い頃とはいえ、母に暴力を振るったなんて
まったく信じられなかった。

でも、私が物心付いたときには、父と母は幸せそうだった。
今にして思えば、私はそれまでの父と母を、何も知らないだけだった。
そして、それが父のひとつの償いだったのかもしれない。

たとえ父からその話を聞いたとしても、私は父を心から許していたと思う。
こんなふうにして、父を語れる母がいるのだから、それがすべての結果だろう。

もしも出来ることならば、私が”許している”というその事実を
父にちゃんと知って欲しかった。そうしたら父は、あの時よりもきっと心置きなく
父のひとつの人生を、終わらせることが出来たのかもしれない。

父は死ぬ数日前にはもう、ほとんど意識がなかった。
それも父にとっては、自分のこの人生は、何も許してもらうべきことではないと
薄れゆく意識の中で、懺悔のように感じていたとしたら・・・

そんなふうに考えたくもないけれど、そう思うと
心は通り雨のような、寂しさをそっと連れてくる。


”もしも自分の人生が、あと一日しかなかったら・・・。”

私は私の人生のすべてを、子供達や妻に話したい。
まるで、絵本を読むような穏やかな気持ちのままで・・・

もしも私が突然に死んでも、その約束を果せるように
私の日記はそのために

あるのかもしれない。





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2005.07.04

「あなたを忘れる」

寂しい夜は、あなたを忘れる。
出会う前の私に戻って
これから出会う私に帰る。

ほんの小さなひとときの時間を。





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2005.07.03

「わかりたいから」

あなたの痛みはわからないけど
あなたの痛みをわかりたいから

冷たいあなたのままで
いい。





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2005.06.23

「守られてるのに」

夜に明かりが灯るように
世界中から守られてるのに

あなたからは、見放されるなんて。





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2005.06.18

「思うようにいかなくて」

思うようにいかなくて
君を傷つけたりして
すべて、失くしたはずなのに

慰めたのは君のほうで
泣いてたのは僕のほうだった。





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2005.06.08

「雨が降ったから」

雨が降ったから、傘をさす。
涙こぼれたから、そばにいる。
謝らないで、
ただ、それだけのこと。





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2005.06.04

「急ぎすぎてた私の心を」

急ぎすぎてた私の心を
少し、冷たく叱るみたいに
人波の中、信号機が
怒ってるような色に変わる。

あの日の父のように
昨日のあの人のように。





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2005.05.31

「眠れない不安な闇を」

眠れない不安な闇を
ただ、走るように、泳ぐように
息が切れても、疲れ果てても。





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2005.05.26

「戦っている心のために」

今が辛いと思う心は
きっと、それは大切なものを
心が守りたいがために
戦っている証拠なんだ。

負けないで、傷つきながら
戦っているその心のために。






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2005.05.23

「風が私に運ぶものは」

風が私に運ぶものは
この街のあらゆる雑踏と
忘れようと捨てた忘れえぬ何かと。




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2005.04.21

「自分への励まし方」

初恋をしていた頃に
好きだった歌を聞いてみる。
いろんなことに まだ 小さな
あの頃の私が頑張ってる。






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2005.04.05

「伝わる想い」

誰かの言葉に少しだけ嫌な気持になり
その気持を誰かに少しだけ投げ捨てていた。

そして、またその誰かが少しだけ嫌な思いをしてしまい
そして、またその嫌な思いは、また誰かを傷つけるのかもしれない。
そして、またその誰かも・・・。

こうして私の嫌な思いは、いつか地球の裏側にまで
不思議に届いてしまうものかも。

もし、そうなら私はもう、誰かの言葉に傷ついても
そっとため息だけついて
空でも見上げたほうがいいのだろう。

だって、誰かの嫌な思いは
いつか投げた私の嫌な
心からかもしれないから・・・。




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2005.03.28

「得ること、捨てること」

大きく息を吸い込んで
そして吐き出している。

得ること。そして、捨てること。
体はいつも、当たり前に
それをやってのけている。

なのに心は受け止めるばかり。
迷って悩んで哀しんで
捨てられないでいるばかり。




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2005.03.24

「足音」

涙、あふれて眠れぬ夜。
そのたび、ためらうようにして
聞こえてた父のあの足音。

あの頃、父の足音が
私に愛を気づかせてくれた。

今は君の小さな寝息が
その代わりを務めている。




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